八王子の有名な心霊スポット『道了堂』跡付近には、恐怖のトンネルが３つあるとか。
その三つを総称して『八王子恐怖トンネル三兄弟』と呼ばれているそうです。
その三つの中で、現在も使われており、昼間は多くの車が通る綺麗なトンネルが『八王子２トンネル』なのですが……
ご覧の通り、その隣には現在は使われていないトンネルがあります。
しかも、たったの数十センチ横に、ほとんど形状も変わらないトンネルがあるというのは、結構不気味ですよね。
実は、こちらのトンネル。
作っている最中に事故があり、なんども工事が中断されたとか。
あまりにも多くて、たった数１０センチ横にズラして、トンネルを開通したとも言われております。
※開通したトンネルの上でも強盗殺人事件が実際に起きているという噂もアリ
鬱蒼と茂った草木の間を抜けて、さっそく廃トンネルの中に入ると……
涼しい風が吹き抜けて
心地いい！！
か
ら
の
再び──
キタ
キタ
キタキタキタキタキタ
キターーーーーーーーー！！！
わ、わしの左が！！！
左側がぁぁぁぁぁ！！！！
サブイボたっとんねーーーーーん！！！
左側だけ鳥肌がたつ件！
怖い雰囲気はしないものの、なんだか不思議な感覚。
「ここは霊道なんですけどね。女の人の霊も出るんですよ」
怖がりのくせに爽やかに説明をしてくれる霊会案内人。
いやいや。君。君、本当に怖がりなの！？ と、ツッコミたくなるのを抑えながら、トンネルの中を進みます。
トンネル内は、意外とスッキリ！
女性の服が落ちていて、それを触ると呪われるなんていう噂もあったらしいのですが……
ジャリとブロックの破片、草といったものしかない。
反対側の出口まで行ったものの、鬱蒼とした木々があるだけでした。
特になにも起こらなかったので、来た道を戻ろうとすると
あれ？
なんか、後ろに引っ張られるんですけど？？
藤白 「なんかさあ。背中が引っ張られるような気がするんですけど」
案内人「あ。たまに霊界に引き込もうとする霊がいるそうですよ。ここ、霊道なんで」
藤白 「え？ そうなんですか？ 重いのに大変だ」
案内人「霊って重さ、感じないんじゃないですか？」
藤白 「あー！ だからポルターガイストでも重い家具が飛び交うのか」
案内人「というか、藤白さん。霊界に連れて行かれそうになっているってことですよ」
藤白 「まあ、歩けてるから大丈夫でしょう」
案内人「それもそうですね」
呑気なことを言いながらトンネル内を歩き、無事に脱出！！
トンネル内の写真を撮ったものの、さほど怖いなーっていうものは写っていなかったのですが──
帰りに撮った写真の奥の方……トンネルの入り口付近に人影のようなものが？？？？
いやいや。
これは何かの影っしょ！！
ってなわけで。
八王子２トンネルは
『蒸し暑い夏の夜でも鳥肌がたつくらい涼しくて快適なスポット」で賞
を進呈しまっしゅ！
